人間関係の悩み。
先日、高校からの友人たちと食事をしていまして
話題になったのが人間関係について。
やっぱり、仕事の悩みは人間関係による部分が大きくなりますよね。
そこから心理学の本とか読んでいるよ~という話になり
お勧めした本が『嫌われる勇気』
去年読んだ本で、私の中では一番面白かった記憶があります。
まず本の内容が、哲学者と少年との対話方式で心理学初心者の方にも読みやすいし、分かりやすい。
あと印象に残っている部分が、
われわれは過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。人生とは誰かに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分なのです。
人は、対人関係のなかで「わたしは正しいのだ」と確信した瞬間、すでに権力争いに足を踏み入れているのです。
そもそも主張の正しさは、勝ち負けとは関係ありません。あなたが正しいと思うのなら、他の人がどんな意見であれ、そこで完結するべき話です。ところが、多くの人は権力争いに突入し、他者を屈服させようとする。
自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」
ありのままの自分を受け入れるーつまり「自己受容」するーからこそ、裏切りを恐れることなく「他者信頼」することができる。そして他者に無条件の信頼を寄せて、人々は自分の仲間だと思えているからこそ、「他者貢献」することができる。さらには他者に貢献するからこそ、「わたしは誰かの役に立っている」と実感し、ありのままの自分を受け入れることができる。
自己肯定ではなく、自己受容することが大切なんですね。
他にもいろいろと考えさせられる部分も多く、心理学って面白いなと思わせてくれる本でした。
あと、最近ブッダに興味を持ちまして。
読んだのが『悩んで動けない人が一歩踏み出せる方法』という本。
仏教に興味のないひとにも分かりやすく~ということで読んでみました。
印象に残ったところが、
他人の判断で悩まない方法
他人の判断(思い込み・決めつけ)で悩まされる場合があります。わかってくれない親、聞く耳を持たない上司、自分を批判し悪口を言ってくる誰かー「自分の判断は正しい」と思いこんで、こちらを一方的に判断して(決めつけて)きます。「わかってないなぁ」と思うし、「勝手なこと言わないで」と腹が立ちます。職場のひとや家族なら、離れられないのでかなり苦痛です。
ただ、これは受け入れざるを得ない真理ですが、相手の妄想を変えることはできません。相手のアタマの中には決して手が出せないからです。
だから、相手の判断(思いこみ)を変えようとしても無駄です。「相手が変わるなんてありえない(別の生き物)」くらいに思っておいたほうが、期待して苦しまずにすみます。
この本を読み、自分の考えていることは
ほとんどが妄想だということに気がつきましたw
心理学や仏教から考え方を学び、
普段の生活に活かすのもいいかもしれませんね。